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パチスロ 押す 番長 天井 日系乗用車メーカー8社の2020年11月のグローバル生産実績は、トヨタ自動車、ホンダ、スズキの3社が前年実績を上回った。このうちトヨタは11月としては過去最高となった他、世界販売でも過去最高を更新した。全体的な傾向としては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で大きなダメージを受けた自動車需要の回復傾向が続いているものの、欧州での再感染による主要都市でのロックダウンや、変異種の感染が広がるなど、世界の自動車市場は依然として不透明な状況が続いている。

 8社のうち、国内生産がプラスだったのは、トヨタ、ホンダの2社だ。海外生産はトヨタ、ホンダ、スズキの3社がプラスで、10月に比べて市場回復の一服感が見られる傾向となった。ただ、ダイハツは国内工場で関連サプライヤーの火災の影響があり、SUBARU(スバル)の米国工場では部品供給の遅れによる生産調整を実施。11月は市場動向以外の減産要因も少なくない状況だった。

 グローバル市場をけん引する中国は引き続き好調な他、北米も高い水準を維持している。国内では、2019年の消費増税後の反動減があったこともあり、2020年11月の足元の販売自体はプラス基調で推移している。唯一、欧州市場はロックダウンの実施などにより市場低迷が目立っている。東南アジアは、主要生産拠点のタイは回復しているがインドネシアは低調となるなど、国によってバラつきが出ている状況だ。

2020年11月の日系乗用車メーカーの生産実績

国内海外(うち北米)(うち中国)合計トヨタ298,968529,098157,332158,927828,0668.56.2▲ 0.611.27.0ホンダ64,843392,828139,823183,487457,67122.59.73.320.011.4日産52,110351,903104,621158,510404,013▲ 19.9▲ 3.0▲ 7.05.5▲ 5.6スズキ88,065179,758–267,823▲ 0.92.0–1.0マツダ78,20442,41416,12418,280120,618▲ 3.8▲ 18.61.2▲ 33.3▲ 9.6ダイハツ70,79149,074–119,865▲ 17.9▲ 20.9–▲ 19.1三菱36,54247,637-9,21584,179▲ 32.2▲ 19.9-2.5▲ 25.7スバル58,50322,66122,661-81,164▲ 8.2▲ 33.6▲ 33.6-▲ 17.1合計748,0261,615,373440,561528,4192,363,399※上段は台数、下段は前年比。単位:台、%※北米は、米国、カナダ、メキシコの合計

トヨタは当月の過去最高台数を3カ月連続で更新

 メーカー別に見ると、トヨタの11月のグローバル生産台数は、前年同月比7.0%増の82万8066台と3カ月連続で増加するとともに、当月の過去最高記録も3カ月連続で塗り替えた。国内生産は同8.5%増の29万8968台で3カ月連続のプラス。好調な輸出に加えて、国内市場向け「ハリアー」「ヤリス」といった新型車の販売が伸長した。海外生産も同6.2%増の52万9098台と3カ月連続のプラスだった。

 地域別では、主力市場の北米は前年同月比0.6%減と5カ月ぶりのマイナス。ただ、米国市場自体は堅調なことから、マイナス幅も小さく前年並みで推移した。「RAV4」や「ハイランダー」などのハイブリッド車(HV)の販売が好調だった。アジアは、同11.5%増と3カ月連続の増加だ。好調な中国は「カムリ」やRAV4など主力モデルの販売が伸びて同11.2%増だった他、東南アジアの主力拠点であるタイは「ハイラックス」や「フォーチュナー」の販売が好調に推移し同30.2%増と回復基調が鮮明となっている。

 ただ、COVID-19の影響が続くインドネシアは前年同月比15.7%減、フィリピンは同12.9%減、インドに至っては同57.1%減と半減するなど、アジアは国によって市場回復の温度差が目立っている。欧州は、感染再拡大の影響で販売は同1.8%減と前年割れとなったものの、ヤリスや「カローラ」などの安定した需要を見込み生産自体は同4.5%増とプラスだった。中南米は依然としてCOVID-19の影響を受けて前年割れしたが、減少幅は同4.0%減と着実に市場回復が進んでいることが伺える。

ホンダは欧州向けが回復

 ホンダの11月のグローバル生産台数は前年同月比11.4%増の45万7671台と3カ月連続で増加した。なかでも国内生産が好調で、同22.5%増の6万4843台と10月より増加幅を伸ばし3カ月連続のプラスとなった。国内向け「フィット」や「N-WGN」が新型車効果で大幅な伸びを示した他、「フリード」も安定した販売をキープした。輸出も同11.1%増と3カ月ぶりに増加。北米向けは同84.8%減と大きく減らしたが、台数ボリュームの大きな欧州向けが同35.0%増と5カ月ぶりに回復し、アジア向けも同36.5%増と増加した。

 海外生産も好調で、前年同月比9.7%増の39万2828台と3カ月連続のプラスだ。地域別では、国別で最多の生産を誇る中国は、「アコード」「シビック」「CR-V」など主力モデルの好調が続いており、同20.0%増と6カ月連続で増加するとともに11月の過去最高を更新。その結果、アジアトータルでも同15.9%増と2桁増を記録し、5カ月連続で増加するとともに11月の過去最高を記録した。中国に並ぶ主力市場の北米も同3.3%増と2カ月ぶりに増加した。ただ、北米販売は減少しており、2019年に実施していた在庫調整の反動により生産がプラスとなった。生産撤退を表明している欧州は31カ月ぶりにプラスへ転じた。

日産は14カ月連続減少だがマイナス幅改善

 日産自動車の11月のグローバル生産は、前年同月比5.6%減の40万4013台と14カ月連続で減少した。ただ、減少幅は10月より9.5ポイント改善し、1桁減まで回復した。海外生産は同3.0%減の35万1903台と10月より11.2ポイント改善した。最大市場の中国が「シルフィ」の販売好調などにより、同5.5%増と2カ月連続でプラスとなった。北米も同7.0%減と10月より16.6ポイント改善した。このうちメキシコは同3.2%増と4カ月ぶりにプラスへ転じた。ただ、米国は同16.9%減と2桁減で依然として厳しい状況が続いている。英国は同3.5%増と2カ月ぶりに増加した。

 海外が回復する一方で低迷が続いているのが国内だ。国内生産は前年同月比19.9%減の5万2110台と22カ月連続のマイナスで、減少幅も10月から0.1ポイント悪化した。国内販売は2カ月連続でプラスとなったものの、三菱自動車からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受ける「ルークス」やタイから輸入する「キックス」の純増などが貢献しており、国内生産には貢献していない。国内販売を登録車のみに限定すると同2.0%減で、キックスの純増があっても「ノート」「セレナ」「リーフ」などの落ち込みをカバーしきれていない状況だ。また、同25.7%減と落ち込みが大きな輸出の不振も国内生産の足を引っ張っている。

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